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税務署に指摘されない現金と預金の管理法

公開日:

執筆者:松波 竜太

税務調査で指摘されやすいのが現預金の管理方法です。多くの中小企業でやりがちな管理方法のNG点を抑えながら、指摘されない現預金管理方法を学びましょう。



これだけは守るべし!最低限度の現金管理、4つのポイント

社長が個人と会社の財布を分けて管理するのは無理と心得よ

毎日の経理処理で面倒なのは、現金管理です。現金預金管理のポイントとして、「会社の財布と個人の財布に分けましょう」ということがよく言われます。しかし、私の経験から、これはほぼ無理だと感じています。

社長がすべてを立て替えて、その使った分を月に一度精算するようにしましょう。さらに、法人カードを作成し、カードが使える場面ではカードを利用すると精算の手間すら不要になります。

こうすることで、管理が面倒になりがちな現金取引を最小限に抑えることができます。

現金出納帳は会計ソフトに直接入力でもOK

事務員を雇って管理を任せるということであれば現金を扱っても大丈夫でしょう。その場合、会計ソフトに直接入力して問題ありません。

ただし、誤って仕訳を削除してしまったというようなことに備えて、毎月印刷をしておきましょう。

さらに月末の残高のところに、たとえば1万円札が何枚というように金種を書いて残高を書いて、その現金がきちんとあったということを残しておけば100点です。

レジ売上は毎日全額預金にあずけよう!

また現金商売であれば、レジ売上を毎日、売上日ごとに売上を分けて全額預金に預け入れましょう。たとえばレジのなかの釣り銭を除いて、今日の売上が決まったら、それを預金に預けるのです。

レジから経費を払うのはやめ、経費は別の財布から払いましょう。毎日預けに行けないのであれば、日ごとに入金の袋を変えるなりして、日ごとに口座に入金するようにしましょう。

現金商売の場合、レジに記録される打刻に基づく売上データ(ジャーナル)以外に売上が本当かを証明する資料がありません。こうして売上が預金出納帳と現金出納帳で合わせておけば、客観的な証拠となります。

小切手の利用はNG!

小切手はできる限り使わないようにしましょう。小切手は案外管理が面倒です。複写になっていないので、誰にいくら払ったのか分からなくなってしまうことがあります。

支払いは銀行振込が一番です。

ネットバンキングは毎月末に取引明細を印刷しておこう

さらに、毎月ネットバンキングの取引明細を印刷しておきましょう。

ネットバンキングでは短期間しかデータが残っていないサービスもあるので、消えてしまわないように各銀行のルールを確認しておくことをおすすめします。

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この記事の執筆者

松波 竜太
松波 竜太

会計事務所業界に20年、税理士資格取得後独立し16年間となる。

500社以上の中小企業に関与し、特に資金繰りと銀行交渉については113社をサポート。
お客様の手元資金をサポート前の最大17倍(平均3倍)金利は1/2以下とした目からウロコの手法を、誰にでもできるよう再現性のあるセオリーにまとめ、書籍「借入は減らすな!」(あさ出版)、「その節税が会社を殺す」(すばる舎)などを執筆。
「決算書が読めない経営者でも銀行交渉ができる」をコンセプトに説明資料の準備から、アピールすべき点、想定される質問、さらには交渉の継続判断など具体的な「次の一手」をアドバイスし、中小企業経営者から絶大な信用を得ている。

ホームページ https://sintosin.pro/

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