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運転資金に困らない金融機関の選び方

公開日:

執筆者:松波 竜太

銀行とひとくちに言っても、「都市銀行」「地銀」「信用金庫」......と、幅広い種類があります。ここでは、起業時の銀行選びと、将来的な事業資金の借入を見据えた際の支店選びについてお伝えします。



銀行の種類... こんなにあるってご存知ですか?

会社をつくったら、まず銀行の口座をつくって資本金を入れなければなりません。個人の総合口座や普通預金の口座をつくるときと同じ感覚でいると面食らうので注意が必要です。

運転資金に困らない金融機関の選び方

都市銀行、地方銀行、信用金庫と銀行の種類がありますが、まずは中小企業に親身になってくれる信用金庫で口座を開設するのがおすすめです。

逆に、都市銀行は口座を開くのはハードルが高くなります。場合によっては普通預金の口座さえも開かせてくれないということもあるようです。

他のページでお伝えした「本店がバーチャルオフィス」だと、もうこの口座開設の段階でかなりハードルが上がってしまいます。なお、信用金庫であれば、10日程度見ておけば口座が開設できるのではないかと思います。

また、さらに詳しくは後述しますが、創業融資を受ける必要があるのであれば、銀行口座を開いた時点で、一度、集めた自己資金全額をその口座に入れ、起業時の自己資金がいくらあったか」が分かるようにしてく必要があります。

借入の命運を左右する?!銀行の「支店」について知ろう

さらに、支店を選ぶという点も気を抜けません。融資を受けたいということであれば、どんな支店に口座を持つかが重要です。

たとえば、県庁所在地の中心にある駅前の大きな支店だったりすると、その周りには大きな会社が多いのが普通です。そうなると、起業したばかりの小さな会社が融資をお願いしてもまったく目立ちませんので、相手にもしてもらえないということが予想できます。

自分に合った支店を選ぼう

逆に、国道沿いや駅から離れた商店街にあるような小さな支店であると、小さな会社が多いので、融資額が小さくても喜んで親身になってくれます。

口座開設と同時にネットバンキングも申し込もう

口座が開設できたら、同時にネットバンキングも申し込みましょう。

ネットバンキングにも、振込予約ができるタイプのものと、そうでないタイプがあります。少し手数料は高くなるかもしれませんが、振込予約ができるものを選びましょう。振込予約をしておけば、振込日に行動を制限されることがありません。

さらに、振込後は支払先と金額が通帳に記載されているか確認してください。合計記帳の場合には、会計入力のために支払先と金額がそれぞれ分かる明細を出力しておく必要があります。

預金口座を1本にまとめるべき、たった1つの理由

他行への振込手数料などの理由から、いろいろな銀行に口座を開設する人がいます。しかし、できれば実際に動かす預金口座は1つにまとめておくことおすすめします。

お金の出入りはなるべく1口座にする

(C)2014 KADOKAWA CORPORATION

入金口座や引落口座をいろいろな銀行に分けてしまうと、引き落としに備えて、どの銀行にも少しずつ残高を残さなければならず、手元の資金が有効に活用できなくなってしまいます。

1つにしておけば、残高を見れば大体の利益がつかめるようになります。また、お店が何店舗かあるのであれば、お店ごとに口座を分けておくと、どこのお店がもうかっているかどうか把握できるようになります。

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この記事の執筆者

松波 竜太
松波 竜太

会計事務所業界に20年、税理士資格取得後独立し16年間となる。

500社以上の中小企業に関与し、特に資金繰りと銀行交渉については113社をサポート。
お客様の手元資金をサポート前の最大17倍(平均3倍)金利は1/2以下とした目からウロコの手法を、誰にでもできるよう再現性のあるセオリーにまとめ、書籍「借入は減らすな!」(あさ出版)、「その節税が会社を殺す」(すばる舎)などを執筆。
「決算書が読めない経営者でも銀行交渉ができる」をコンセプトに説明資料の準備から、アピールすべき点、想定される質問、さらには交渉の継続判断など具体的な「次の一手」をアドバイスし、中小企業経営者から絶大な信用を得ている。

ホームページ https://sintosin.pro/

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