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事業計画書には何を書く?計算シート付きのテンプレートを公開

公開日:

執筆者:吉井 英人

事業計画書ときいて、どんな書類をイメージするでしょうか。ビジネスモデルを図解したものや売上予測のグラフなどが入っていれば、分かりやすそうです。とはいえ、いきなりそこまでの完成度は必要ありません。起業する際、大切なのは「事業の概要」と「収支計画」です。



事業計画書にはどんな要素を盛り込むか

そもそも事業計画書はどういう風につくればいいのでしょうか。

融資の申込の際には定型の書類に必要事項を書き込んでいきますが、自分でつくる事業計画書に決まったフォーマットはありません。1ページのものから数十ページに及ぶものまで、見せ方も人によってさまざまです。とはいえ、盛り込む内容はだいたい決まっていて、ほとんどの事業計画書には以下の6つの要素が入っています。

事業計画書に盛り込む内容

個人事業主の場合、「会社の概要」は自分自身のキャリアの説明となります。自分がどんな仕事をしてきたのか、何ができるのか、要は履歴書みたいなものです。

ビジネスプラン」とは、ビジネスモデルを含む事業計画の概要と最終目標の確認です。たとえば飲食業であれば、客単価の高い高級店を目指すのか、それとも回転率で勝負する大衆店を目指すのか、将来的には多店舗経営を目指すのか、大まかな構想を説明します。

小規模事業の場合、「市場分析」は大局的な観点よりも、競合の分析に費やすのが現実的でしょう。飲食業であれば、近隣の競合店の数や客単価を調べておきます。そのうえで自社が競合よりも優位な点、競合よりも劣っている点を客観的に把握しておきます。

収支計画」とは売上や経費を見込んで、これからの利益予測をすることです。その結果が事業の成績としての「損益計算書」になります。収支計画書(予想損益計算書)と損益計算書を比較することで、予実管理を行います。

資金繰り表」はある意味、小規模事業者にとって最も重要なものです。資金不足に陥ることがないよう、手元資金の予測を立てておきます。

会社の概要(自分の経歴)と収支計画に重点をおく

ネットビジネスなどで収益構造が分かりにくい事業の場合は、大前提としてビジネスモデルの説明が必要でしょう。ただし、飲食業や理美容など、誰がみても商売の仕組みがイメージできる業種の場合、ビジネスモデルの説明は重要ではありません。むしろ、新規事業に関して自分の経歴がいかに役に立つか、自分がどんな強みを持っているか、といった自己アピールに重点をおくべきです。また収支や資金繰りといった数値面の計画をしっかり立てることの方がはるかに重要です。具体性があって、必要な情報が盛り込まれていれば、文字と数値だけのシンプルな事業計画書でもかまわないのです。

自分で説明できるようにつくる

いちばん最初に事業計画書とは自分のためにつくるといいましたが、第三者に自分のビジネスプランを説明する際にも重要な役割を果たします。事業アイデアを整理し、練り上げた事業計画書は家族や金融機関、取引先などに事業内容を理解してもらうために活用します。

何より重要なのは、事業計画書の内容を隅々まで把握して、自分の言葉でしっかりと第三者に説明できることです。事業計画書の作成を人任せにして、自分自身が中身を理解できていないというのでは協力してくれる人はいないでしょう。第三者に説明する際は、すぐに理解してもらえるよう、事業計画書にグラフやイメージ写真などを入れてみてもいいでしょう。

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【スモビバ!事業計画シミュレーションシートの概要】

  1. 基礎情報
  2. 職務経歴概要
  3. 売上・原価
  4. 人件費
  5. 初期投資一覧表
  6. 設備一覧表
  7. 損益シミュレーション
  8. 資金シミュレーション
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この記事の執筆者

吉井 英人
吉井 英人

神奈川県茅ヶ崎市で平成24年3月吉井英人税理士事務所を開業。敷居が低く、気さくに話せる事務所をモットーに、茅ヶ崎市を含む湘南地域の中小企業・個人事業主の会計・税務・コンサルティングを行っている。

税理士の仕事は、「経営者の良き相談相手」になることである、と考え、お客様の夢(事業)に寄り添って、応援・サポートできる税理士、共に事業を成長させる税理士を目指して日々活動中。

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