美人すぎるラーメン店主「ほうきぼし」毛利友紀乃さんインタビュー

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執筆者:ツバキヨシツグ

美人すぎるラーメン店主「ほうきぼし」毛利友紀乃さんインタビュー

2011年4月に18歳で母と一緒に「ほうきぼし」をオープンさせた毛利さん。“美人すぎるラーメン店主”として、メディアを賑わせてきた彼女だが、意外にも素顔はおっとりした癒しキャラ。まだまだ遊びたい年頃であるにもかかわらず、ラーメン道に邁進する20代の女の子の素顔に迫った。



開業の準備

毛利さんがラーメン店の開業を決意したのは2011年の春、高校を卒業する直前だった。当時の彼女は「大学や専門学校に進学するにしても、目標もないまま遊んで過ごしてしまったら、意味がないだろうな」と、悩んでいたのという。

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そんなある日のこと。家族でよくいっていた近所のラーメン屋さんが閉店すると聞いて、母から『物件を譲り受けて、二人でラーメン屋さんを始めよう』と、持ちかけられた。「私はラーメンを食べるのも、家で作ったりするのも好きでしたけど、まさか自分で店を出すなんて、まったく考えていませんでした。でも、母が『行列ができる夢を見た』なんて言い出して・・・、もう完全にやる気だったんです(笑)。だいぶ思い切った人だなあと思いましたけれど、思い切りは大事ですよね。ちょっと難しいだろうなと思っていても、やってみなければ結果は分からない。それは自分で体験してみて、よく分かりました」

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2011年4月、東京都北区に『ほうきぼし』がオープンした。居抜き物件のため、初期費用はほとんど掛かっていない。その金額は毛利さん曰く、「私が大学に進学する場合のために準備していた貯金を崩した程度」だと。

内装や設備、器などすべて前のお店にあったものでスタートした。「自分の好きなようにやりたいっていう気持ちはあったんですけれど、初期費用を掛けすぎたら、すぐに資金が回らなくなると思いました。『こうじゃなきゃダメだ』と身構えず、あるものをうまく使っていくほうが賢明だと思いました。軌道に乗ってからは、業務用の冷蔵庫2台と、電子レンジ、食券販売機を買い足しました。それ以外は今も、前のお店のままです」

看板メニュー

『ほうきぼし』の看板メニューは、本格的な辛味が効いた「汁なし担々麺」(880円)だ(2014年8月時点の価格)。

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毛利さんは開業にあたって、まずは、オリジナルの看板メニューがどうしてもほしかったという。「かつて中華料理店を営んでいた祖父と祖母、そして、脱サラして祖父の中華料理店でラーメンを出した父など、家族に試食してもらった意見を参考に、汁なし担々麺を押していこうと決めました。これならやれると思いました。量や味、値段などを厳密に計算したわけではありません。他のお店を参考にしながら、高すぎないようにと考えた程度です」という。

毛利さんは今でも、閉店後の厨房に立っては新商品の開発に力を注いでいる。アイディアを形にしたら、やはり家族に食べてもらった意見をフィードバックして、完成度を高めていく。

IMG_6532.JPG「人前に出せるレベルに達したら、『期間限定メニュー』としてお店に出します。」「たとえばスープに豆乳を用いた『雪の担々麺』は、イベント出展時に限定メニューとして開発したんですが、食べてくれた人がとても評価してくれたので、定番メニューに昇格しました」

行列ができるまで

オープン3か月で行列店となった『ほうきぼし』だが、ここまでの成功は毛利さんも予想していなかったそうだ。オープン当初は1日で2人しか来客のない日もあり、近所でチラシを配ろうにも受け取ってさえもらえなかったという。

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「ところがある日、珍しいお客さんが来てくれたんです。店内やラーメンの写真を撮りまくって、麺やスープの材料や作り方など、マニアックな質問をしてきたんですね。すると、その日をきっかけに、急にお客さんが増えたんです。どうやら、あのマニアックな質問をしてきた方は、有名なラーメンブロガーさんだったみたいなんです」

有名ブログで火がつくと同時に、週刊誌から取材が舞い込み、テレビの取材も殺到した。「テレビに出た効果は絶大で、翌日は開店前から行列ができていました。その日、母は休憩も取れずに働き通したので疲れきってしまい、厨房の中で寝転がっちゃった。私はお母さんをまたぎながら鍋を振ってました(笑)」

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ただし、行列とはいえカウンター7席のみの小規模な店舗であるため、一日に何百杯も売れるものではない。自家製の太麺は茹で上がるまでに7分掛かるうえ、本格的な辛味が売りの汁なし担々麺は、休み休み食べる人が多く、そのため回転もあまり早くない。「行列=大儲け」と安易に結びつけることはできないと、毛利さんは言う。

ひろがる『ほうきぼし』の世界

メディアの露出が一度落ち着いた2年目以降、毛利さんは地元を中心に常連客を増やすことと、SNSで積極的に発信することを心がけた。それ以上に、「最も大事なことは、自信を持ってお客さんに出せるものを作り続けること」という信念を、彼女は忘れない。

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開業3年目となる2013年2月には、千代田区神田に2号店をオープンさせた。そして、2014年の秋には、3号店を米国・ラスベガスでオープンすることが決まった。

「母はオファーをいただいてすぐにアメリカへ行って、具体的な交渉を進めました。父も母も『モタモタしていたらチャンスはつかめない』といつも言っています。母の決断力と行動力には、いつも驚かされてばかりですが、それこそがまさに、誰にでも当てはまる成功のヒントなのかなと思いますね。」

【*こぼれ話】

最初は私が店長とか決めてなかったけれど、最初の取材依頼が来た時に、お母さんに「あなたが店長としてやってみなさい」と言われて、店長になりました。立場が人を作る、と。店長と名乗ったからには責任をもって成し遂げたいと思って、気づくことが増えました。

売上とかはあまり気にしていないですが、信念があることは簡単に譲らない。知らないことは一旦受け入れてみて、自分なりに頑張っています。

修行経験がないことでは少し苦労しました。というか、大人の世界にいたことがなかったので、早くから大御所の人たちと同じイベントに出させてもらって、今だったら「とんでもないことをしちゃったなぁ」と思いますね。(苦笑)

ほうきぼし店主 毛利友紀乃
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2011年4月、東京都北区赤羽の住宅街にオープン。「汁なし担々麺」が各種メディアで話題となり、開業3か月で行列店に。カウンター7席のみの小ぶりな店構えは、開業当初から変わらない。2013年2月には千代田区内神田に2号店『ほうきぼし+』をオープン。2014年秋には米国ラスベガスに進出予定。「ほうきぼし」

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この記事の執筆者

ツバキヨシツグ
ツバキヨシツグ

1997年、就職活動中に小学館からライターとしてデビューし、そのまま独立。コミック誌、ビジネス誌、ウェブサイト、学習教材、企業PRコンテンツなどの編集・執筆に携わる。

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