【2018年】確定申告の期限 ~いつからいつまでできる?~

最終更新日: 公開日:2015/01/07

執筆者:匿名課長SZAKI

確定申告の期限 ~いつからいつまで?~

今回2017年(平成29年分)の確定申告書の提出期間は、2018年(平成30年)2月16日(金)~3月15日(木)です。
「そろそろ確定申告の準備をしなければ…」と思いつつも面倒な作業は、往々にして後回しにしてしまうもの。3月の繁忙期に向けて仕事も忙しくなり、気が付いたら「期限をすぎていた」なんてことがないように、提出期限がいつからいつまでできるか、おさらいしておきましょう!(2017/12/06 平成29年分確定申告用に一部修正しました)

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青色申告と白色申告の違いと節税効果について知りたい!


POINT
  • 事業者は確定申告書を提出する方がラク
  • 確定申告書が1月から提出できるパターンがある
  • 期限後申告は、青色申告の節税が増税に大変身

確定申告とは...

個人事業主・フリーランスの方々は、1月1日から12月31日の期間の利益を計算し、国(税務署)に" 税金をいくら支払うか" 報告しなければなりません。それを確定申告といいます。その報告するための資料が確定申告書です。確定申告書には、添付すべき資料がいくつかあり、青色申告者の方は「確定申告書」と「青色申告決算書」、白色申告者の方は「確定申告書」と「収支内訳書」を提出します。その他、必要に応じて源泉徴収票などの添付も必要になります。これらすべてがそろって、初めて確定申告ができるのです。

サラリーマンの皆さんは、会社が年末調整をしてくれるため、ほとんどの方が確定申告書の提出は必要ありません。給与所得が2,000万円を超える方や住宅ローン減税を初めて受ける方、医療費控除で所得税の還付を受ける方、ふるさと納税をされた方などが、サラリーマンの場合「所得税の確定申告書」の提出対象になるからです。

その点、個人事業主・フリーランスの場合は、原則、「所得税の確定申告書」の提出が必要になります。もちろん納付すべき所得税額がない方は、「所得税の確定申告書」を提出する必要はありませんが、「住民税の確定申告書」は提出しなければならないため、申告書の書き方の本やWebサイト、確定申告ソフトが充実している「所得税の確定申告書」で作成して提出した方が断然ラクです。

「所得税の確定申告書」の提出期間と提出期限

「所得税の確定申告書」を提出できる期間は、翌年2月16日から3月15日の1か月間、提出期限は毎年3月15日までです。それぞれの日付が土日祭日の場合には、翌日に読み替えます。2017年(平成29年)分の確定申告書の提出期間は、2018年(平成30年)2月16日(金)~3月15日(木)となります。時間のある時にコツコツ準備をしておきましょう。

なお、申告書提出開始日には、いくつか例外があります。

1)e-Taxの場合

e-Taxは自宅から昼夜問わず確定申告書を提出できるので、日中や平日忙しくて税務署まで行けない方にとってとても便利なシステム。加えて、確定申告書自体の提出も国税庁の準備が整う1月中旬ごろから提出が可能となります。1月中に準備が終わっている方は、忘れないうちに提出できるe-Taxもオススメです。
e-Taxを使う上で気を付けなければならないのは、住基カード(*)とICカードリーダライタが必要になること。そして経験者にありがちな住基カード(*)の有効期限切れにも注意が必要です。有効期限は3年ですので、3月15日の夜に「有効期限が切れていた!」なんてことが無いよう、事前に有効期限のチェックはお忘れなく!

(*)住基カードは、平成27年をもって発行を終了しました。
平成28年以降は、住基カードに変わりマイナンバーカード(個人番号カード)を利用してe-Taxを行うようになりますが、住基カードの有効期限内はそのまま住基カードを利用してe-Taxを行うことができます。なお、個人番号カードに切り替わると住基カードが使用できなくなるため、個人番号カードの申請タイミングについては各自治体にご相談ください。(2016/1/28編集部注)

2)還付申告をする場合

ライターやデザイナーなどは、取引先が源泉所得税という名目で、一部の金額を差し引いて入金されますよね。この源泉所得税は、所得税の前払いにあたるため、確定申告書で所得税額を正しく計算した結果、多額の所得税が還付されるなんてことはよくあることです。
この還付申告は、翌年1月1日から提出することが可能です。税務署の窓口も1月ならば空いていますし、早めに提出することで、還付金の振り込みも早くなります。もちろん、サラリーマンの方で還付がある方も1月1日から還付申告できます。還付申告をする場合は、2月15日以前の提出がオススメですね。

もし確定申告期限を過ぎてしまったら...

うっかりして確定申告書の提出期限までに確定申告書を提出できなかった場合は、3つの罰則を受けなければなりません。

  1. 無申告加算税を払う
  2. 延滞税を払う
  3. 青色申告特別控除額が10万円だけしか使えない

1.の無申告加算税は、原則として、所得金額50万円までは15%、それを超える部分については20%の罰金を追加で支払うこととなります。また、2.の延滞税は、納付すべき所得税に年利14.6%(最大)の罰金を払うこととなります。どちらも個人事業主・フリーランスの必要経費にならない為、払い損になってしまうものです。

さらに3.の青色申告特別控除65万円は、期限内申告が前提となっているため、提出期限を過ぎてしまうと10万円の控除しかできなくなってしまいます。忙しい時期ではありますが、不要な支出をしないためにも「所得税の確定申告書」提出期限にはご注意ください。

まとめ

巷では所得税の確定申告を2期連続で遅れると青色申告の取り消しがされるという話もあるようですが、それは法人税の話。と、いっても「所得税の確定申告書」を申告期限内に提出できないと税務当局の印象を悪くしてしまう結果になります。不要な調査を受けないためにも、不要な罰金を払わないためにも、そして資金繰りをしっかり把握して次のステージに向かうためにも、期限内に「所得税の確定申告書」を提出しましょう!

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確定申告まとめ

photo:Thinkstock / Getty Images

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この記事の執筆者

匿名課長SZAKI
匿名課長SZAKI

一般企業で働くサラリーマン。経理職を18年経験したのち、営業職に異動した2児の父。今までの経験と保有する資格を生かして、個人事業主のみなさまに役立つ税金、会計ネタをバシバシお届けします。

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