【e-Tax】電子申告がますますお手軽になるかも!?

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【e-Tax】電子申告・納税がますますお手軽になるかも!?【電子機器不要】

自宅にいながら、インターネットで確定申告ができる「電子申告・納税(e-Tax)」。添付書類の提出も省略できるので、忙しいビジネスパーソンにはこの上ないサービスですが、興味はあるけれど難しそうでなかなか踏み切れないという人も少なくないでしょう。そんな要望を受けて、平成30年(2018年)分(確定申告するのは、2019年)から電子申告がかなり使いやすくなります。どの点が簡単になるのか。解説していきたいと思います。


POINT
  • 暫定的にこれまで必要だった電子証明書やカードリーダーが不要の方法が登場
  • 本人確認は税務署の窓口で行う
  • 支給されたIDとパスワードで、あとはサイトからいつでもOK!

電子証明書やカードリーダーがいらない方法ができる

国の電子申告・納税サイト「e-Tax」で電子申告をするためには、これまでいくつかの壁がありました。そのうちの一つが「電子証明書」と、その電子証明書を読む込むための「ICカードリーダー」です。この説明を聞いただけでも嫌になってしまう人もいるはず。はい、私もその一人です......。

マイナンバーカードや住民基本台帳カード(※)を持っていれば、電子証明書が搭載されているので、それを用いることができますが、その証明書を読む込むための「ICカードリーダー」は1,000~4,000円程度で購入しなければなりません。確定申告をするために、わざわざ費用がかかるというのは、どうも解せませんよね。

それが、改正によって、マイナンバーカードが普及されるまでの暫定的な措置ですが、2019年から電子証明書もICカードリーダーも不要で申告できます。なりすましを防ぐため、税務署で「電子申告を始めたい」という届け出書と、免許証など本人確認ができる証明書を、窓口に提出するというかたちになります。これならば、難しくはありませんよね。
(※) 住民基本台帳カードは2015年12月をもって発行が終了。3年間の有効期限内まで使用可能です。

2回目以降はIDとパスワードで

税務署で本人確認を行えば、IDとパスワードが発行されます。あとは、国税庁のサイトで、IDとパスワードを入力すれば、電子申告・納税を行うことができます。かなり利便性が高くなるといえるでしょう。

2回目以降、つまり、翌年からは、同じIDとパスワードを使えるので、窓口まで足を運ぶ必要はありません。自宅から、らくらく申告できるということになります。紙の書類も減らせて、手間も減って、一石二鳥です。

電子申告・納税のハードルが低くなる

諸外国に比べても、日本では電子申告・納税が進んでいるとは言えません。例えば、韓国では、電子申告・納税について9割近い利用率を誇っています。一方の日本はといえば、わずか5割程度に留まっています。

電子申告・納税ならば、還付もスピーディで、24時間受け付けてくれることを考えても、もっと普及してもいいはず。単に「面倒そうだから」という理由でやっていない人が多いかと思います。平成31年(2019年)に行う平成30年(2018年)分の所得税の確定申告からは、マイナンバーカードを使用する方法も届出など不要でe-Taxのホームページなどからログインし、かんたんな設定をするだけで申告等データの作成・送信ができるようになります。
さらに、平成31年(2019年)からはマイナンバーカードの読み取り機能があるスマホであれば、スマホで電子証明書を取得してネット上で確定申告ができるようになると報道がありました。
【参考】
日経新聞 2017年11月1日 記事

今回の変更で、電子申告・納税のハードルは、かなり低くなります。
それ以外にもチャレンジしてみようかなと思う人は、今のうちから手書きや表計算ソフトではなく、e-Tax対応の申告アプリを使用してみるなど電子申告できる準備を始めてみてはいかがでしょうか。
【参考】
国税庁:【平成31年1月開始】e-Tax利用の簡便化に向けて準備を進めています

photo:Getty Images

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この記事の執筆者

柳原つつじ
柳原つつじ

出版社勤務を経て、フリーエディター、コラムニスト。歴史、伝記・評伝、経営、書評、ITなどを得意ジャンルとして、別名義で著作多数。ここでは、脱サラフリーランスならではの視点で、お役立ち情報をお届けしたいと思います。

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